Unityの副業で稼ぎたい!必要スキルやおすすめのサービスを紹介 - Tech Hiveマガジン

Unityの副業で稼ぎたい!必要スキルやおすすめのサービスを紹介

2Dや3Dのゲーム開発プラットフォームであるUnity。

Unityの開発案件では、副業人材が求められているケースも少なくはありません。

Unityでの開発スキルを持っているエンジニアの中には、副業として案件に参画したいと思っている方もいるでしょう。

とはいえ、副業案件を獲得するには、実情や手順を知っておかなければいけません。

そもそも、Unityの副業案件の数は多く、需要は高いのでしょうか。

そこで本記事では、Unityの副業案件事情や獲得方法を紹介します。

おすすめサービスも紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

【2024年最新】フリーランスエージェントおすすめ比較24選!外さない選び方も紹介

Unityは副業の需要も非常に高い

Statista社が公表している調査データによれば、Unityのマーケットシェア率は29.83%と、ゲームエンジンの中ではトップの数字を残しています。

このデータを観れば、Unityを扱える人材には高い需要があり、これは副業においても例外ではありません。

大小さまざまなゲームが数多くリリースされている中で、Unityの副業案件も増えつつあります。

個人としてUnityエンジニアの仕事ができる副業人材にも、大きな需要があるでしょう。

Unityにおける副業案件の種類

副業案件といっても、案件の中身はさまざまです。

ここからは、Unityの副業で主となる下記5つの案件について紹介していきます。

  1. ゲーム開発
  2. シミュレーションソフトの開発
  3. 運用保守
  4. Unity講師
  5. Webライティング

ゲーム開発

Unityは、ゲーム開発エンジンとして広く用いられており、副業においてもゲーム開発案件が多くあります。

ゲーム開発の仕事内容としてはゲーム内の処理等をUnityのプログラミングにより作るなどの業務が挙げられるでしょう。

なお、Unityはマルチプラットフォーム対応のプログラミング言語となるため、Windowsはもちろん、MacOSやLinuxなどさまざまな環境での開発に対応しています。

シミュレーションソフトの開発

Unityは、さまざまなテストやトレーニングにおいて活用できるロボティクスシミュレーションの開発にも活用可能です。

現場で活用されるロボットの動きをシミュレーションするソフト開発などでUnityが活用されるため、ゲーム開発よりもより実用的な案件となり、関わる企業も変わってくるでしょう。

Unityを扱う技術はあるものの、ゲーム領域よりもシミュレーションソフト開発などを中心に携わってきた方であれば、副業としておすすめの案件といえます。

運用保守

ゲームやソフトは、開発して終わりというわけではありません。運用状況を監視し、必要に応じて改善・解決を図る保守業務も発生します。

副業案件に携わる上では、開発に加えて運用・保守も担当できれば、報酬アップにもつながるでしょう。

また、システムの起動停止やデータの入出力、障害発生時の対応などの特定業務も、Unityの副業案件として受注できるケースがあります。

Unity講師

多くのプログラミング言語と同じく、Unityにも学習者に向けたさまざまなスクールがあります。

Unityエンジニアの副業として、スクールやセミナーの講師業も挙げられるでしょう。

Unityを扱うスキルや知識は当然ですが、知識を分かりやすく説明するための「喋言語化スキル」も講師業には欠かせません。

人前で話すことが得意・好きなら挑戦してみてもいいでしょう。

Webライティング

Unityの知識とスキルがあり、なおかつ書くことが好き・得意なら、WebライターとしてUnityに関する記事のライティングを副業とする道もあります。

UnityやIT関連のWebライティング案件は数も多く、エンジニアとしての実績や経験があれば十分受注できるでしょう。

リサーチをして黙々と書く作業に抵抗がないなら、副業でライティング案件を受けるのはおすすめです。

Unityの副業案件で求められる必要スキル5つ

続いて、Unityの副業案件で実際に求められる下記5つのスキルを紹介していきます。

  1. Unityでの開発実務経験
  2. 3Dモデリングのスキル・知識
  3. AR・VRのスキル
  4. C#のプログラミングスキル
  5. コミュニケーションスキル

以降の内容を参考にしながら、自分に備わっているものと不足していないものを確認してみてください。

Unityでの開発実務経験

副業案件を受ける場合、クライアントが重要視するのは個人として備えているスキルや経験、実績です。

そのため、Unityを使ってゲームやソフトの開発に携わった実務経験は、副業を開始する上で不可欠のスキルとなります。

実績の質や経験値の高さは、受注可能な案件の単価や質に大きく関わる要素となります。

]最低でも2〜3年程度は、開発現場で実務を行った経験は不可欠と把握しておきましょう。

3Dモデリングのスキル・知識

前述したように、Unityエンジニアはゲーム開発に携わる機会の多い職種です。

そのため、現実にゲーム世界を構築する3次元空間へ現実の事物を表現する3Dモデリングのスキルや知識も必要となります。

AR・VRのスキル

Unityエンジニアは、AR(拡張現実)やVR(仮想現実)空間における3D設計などを担う必要があります。

AR・VRのモデリング・空間構築からゲーム内パフォーマンスの最適化など、ユーザーのAR・VR体験の質を左右する部分についてもスキルが問われます。

C#のプログラミングスキル

より高度で複雑なゲーム開発を行う場合、UnityだけでなくC#のプログラミングが必要です。

C#を活用することで、ゲーム内のシステム制御やキャラクターの行動制御など、細かな要素の実装を行うことができます。

副業として幅広い案件を受注していく場合には、Unityに留まらず、C#のプログラミングスキルも身に付けておく必要があることを理解しておきましょう。

コミュニケーションスキル

副業案件では個人として委託されたプロジェクトに参画するため、開発に関わるメンバーたちともゼロから関係構築していく必要があります。

業務上必要な連携が滞りなく行えるように、ある程度のコミュニケーションスキルは必要です。

対面での会話はもちろん、チャットへのレスポンスなども迅速かつ丁寧に行うことで、信頼を勝ち得る要因となるでしょう。

Unityの副業案件の単価相場

Unityエンジニアの副業案件の単価相場はおおよそ月70〜90万円程度です。

ただし、これは月140〜180時間で稼働した際の目安となるため、週2、週3など稼働日数や時間によっても単価は変動する点には注意しておきましょう。

また、受注可能な案件単価は個人の持つスキルや経験、実績によってもまちまちです。高単価の案件を受注するためには、相応のスキルや経験が要求されます。

Unityエンジニアにおすすめの副業案件受注方法

続いては、Unityエンジニアが副業案件を獲得する4つの方法を紹介していきます。

  1. フリーランスエージェントを利用する
  2. クラウドソーシングを利用する
  3. SNSを活用して営業をかける
  4. 人脈を使って案件紹介を受ける

自分に合った方法を活用することで、負担を最小限にしつつ案件探しができるため、慎重に検討してください。

フリーランスエージェントを利用する

あなたとのマッチ度を重要視しつつ、自分にかかる負担を少なくできるのは、フリーランスエージェントの活用です。

サービス登録後カウンセリングなどを受ける必要はありますが、基本的には案件を「紹介」という形で探せます。

そのため、自身で案件探しに時間をかける必要があまりないため、本業で忙しい方でも気軽に利用できるでしょう。

なお、より多くの案件紹介を受けたい場合には、フリーランスエージェントの「複数登録」もおすすめです。

サービスを併用すれば、紹介される案件数を増やすことができます。

クラウドソーシングを利用する

あくまでも自分で副業案件を探していきたい、そんな場合にはクラウドソーシングサービスを活用するのもおすすめです。

サービス内に自身のスキルセットや実績を記したポートフォリオを登録し、気になる案件に応募して成約を目指していきます。

ただし、サービス上で常にUnity案件が掲載されているとは限りません。

また、単価も比較的安い傾向にあるため、入念に案件をチェックしましょう。

SNSを活用して営業をかける

自身のビジネス用SNSアカウントがある場合には、企業の公式アカウントへのDMなどで営業をかけるスタイルも一つの手です。

明確に仕事をしたい企業がある場合や、個人での営業力に自信がある場合には、有効な手段といえるでしょう。

ただし、細かな条件交渉も含めて全て自分で行う必要がある分、案件獲得にかかる負担が大きい点に注意してください。

人脈を使って案件紹介を受ける

業界内に知人や友人がいる場合、人脈を活用して案件を紹介してもらうのも一つの手段です。

サービスへの登録や案件を探す必要がなく、知人にコンタクトを取るだけでよい分、負担の少ない方法ともいえます。

しかしながら、必ずしも案件を紹介してもらえる保証はないため、人脈を軸に案件探しをするのは得策とはいえないでしょう。

Unityの副業案件が豊富なおすすめのエージェントサービス4選

それでは実際に、Unityの副業案件受注に役立つ下記4つのフリーランスエージェントを紹介していきます。

サービスごとの特徴などを把握し、自分にマッチするフリーランスエージェントを活用しましょう。

サービス 職種 案件数 リモート案件 副業案件 対応エリア
Midworks エンジニア職など 9,893件以上 × 全国
HiProTech ITエンジニア 350件 全国
ギークスジョブ エンジニア 4,143件 東京・神奈川・福岡・大阪・名古屋
クラウドテック エンジニア・デザイナーなど 564件 北海道・東北/関東/北信越・東海/関西/中国・四国/九州・沖縄

Midworks

Midworks
(出典:Midworks公式HP

運営会社 株式会社Branding Engineer
職種 エンジニア職など
案件数 9,893件以上
在宅・リモート案件
副業案件 ×
対応エリア 全国

Midworksは、案件の幅もフロントエンドからバックエンドまで広く、働き方も柔軟に選べるフリーランスエージェントです。

案件数はUnityの副業案件も含め9,893件と豊富で、対応エリアも全国と地方在住者でも利用しやすいサービスとなっています。

また、非公開案件も80%以上と豊富で、他のフリーランスエージェントでは見つからない案件に出会いやすいのもMidworksの持つ特徴の一つといえるでしょう。

Midworks(ミッドワークス)の評判まとめ!気になる口コミを調査

HiPro Tech

HiPro Tech(出典:HiPro Tech公式HP

運営会社 パーソルキャリア株式会社
職種 ITエンジニア
案件数 350件
在宅・リモート案件
副業案件
対応エリア 全国

HiPro Techは、パーソルキャリア運営のフリーランスエージェントです。

案件参画までの最短期間は1週間と、成約から業務開始までのスピード感が速い特徴があります。

紹介された案件にできるだけ早く参画したい場合には、相性の良いサービスとなっています。

また、案件の契約更新率も75%と高く、継続して同じ案件で働きやすいのも利点の一つです。

副業案件とはいえ、途切れずに同じ案件で働き続けやすいのは利用者にとって安心感を与えてくれるでしょう。

HiPro Techの気になる評判は?口コミからわかるメリット・デメリットも解説

ギークスジョブ

ギークスジョブ
(出典:ギークスジョブ公式HP

運営会社 ギークス株式会社
職種 エンジニア
案件数 4,143件
在宅・リモート案件
副業案件
対応エリア 東京・神奈川・福岡・大阪・名古屋

ギークスジョブは、リモート案件の豊富さが特徴のフリーランスエージェントです。

リモート案件は総案件のうち80%を占めており、多くの案件でリモート環境を採用しているのは副業を探しているエンジニアにとって大きな利点といえるでしょう。

また、取引実績も3,000社以上と非常に多く、さまざまな企業の案件を掲載しているのはギークスジョブならではの強みといえます。

ギークスジョブの評判は?口コミからわかるメリット・デメリットを解説

クラウドテック

クラウドテック(出典:クラウドテック公式HP

運営会社 株式会社クラウドワークス
職種 エンジニア・デザイナーなど
案件数 564件
在宅・リモート案件
副業案件
対応エリア 北海道・東北/関東/北信越・東海/関西/中国・四国/九州・沖縄

クラウドテックは、対応エリアの広さが特徴のフリーランスエージェントです。

関東圏はもちろんのこと、北海道、東北、関西や九州四国、沖縄と、全国の案件を取り扱っている数少ないサービスの一つです。

Unityエンジニアの副業案件を地方在住のまま受注したい、クラウドテックは、地方在住のエンジニアでも案件を見つけやすいサービスといえるでしょう。

クラウドテックの評判まとめ!口コミからわかるメリット・デメリットを紹介

Unityの副業案件に関するよくある質問

では最後に、Unityの副業案件に関するよくある質問をまとめました。

以降で紹介していきますので、「副業の開始前にできるだけ疑問は解消しておきたい」なら、ぜひ参考にしてみてください。

Unityの副業案件は未経験からでも受注できますか?

副業案件は個人として受注する必要があるため、スキル・実務経験のない全くの未経験では、案件受注は容易ではありません

とはいえ、未経験の状態からでもUnityエンジニアとしてのスキル・知識を身に付け、数年の実務経験を経た後であれば、十分に副業案件を受注できます。

副業からフリーランスのUnityエンジニアに独立するための手順を教えてください

副業案件を受注しつつ、フリーランスのUnityエンジニアとして独立に至るまでに必要となるステップは大きく分けて以下の通りです。

  1. 正社員として実務経験を積む(最低2‐3年)
  2. 副業案件を受注する
  3. フリーランスエンジニアとして独立する

なお、手順について詳しくは、こちらの記事で解説していますので、あわせてチェックしてみてください。

Unityの副業案件でスキルと経験を磨いていこう

Unityは、ゲームエンジン開発言語として高いシェアを誇っており、副業案件としても高い需要があります。

また、副業案件を受注することで、収入アップのみならず、より市場価値の高いUnityエンジニアへとスキルアップしていくチャンスもあるでしょう。

本記事の内容を参考にしつつ、ぜひUnityエンジニア向けの副業案件にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

人気のおすすめ記事はこちら

月収60万円の手取りはいくら?すごい?フリーランスと会社員で生活レベルを比較