会計ソフトのおすすめ13選!選び方も解説【法人・個人事業主必見】 - Tech Hiveマガジン

会計ソフトのおすすめ13選!選び方も解説【法人・個人事業主必見】

財務経理関係の手続きは、人的なミスが大きなトラブルに繋がる業務領域です。

ミスを未然に防ぎ、各種手続きを効率的に、かつスピーディーに行う上で役立つのが、会計ソフトの導入になります。

そこで本記事では、会計ソフトのおすすめや、選び方などについて解説していきます。

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会計ソフトのおすすめ13選

会計ソフトのおすすめ13選

続いて本項では、会計ソフトのおすすめ13選を紹介していきます。

  1. 弥生会計
  2. freee会計
  3. マネーフォワードクラウド会計
  4. ジョブカン会計
  5. やよいの白色申告 オンライン
  6. やよいの青色申告 オンライン
  7. かんたんクラウド会計
  8. 勘定奉行クラウド
  9. HANJO会計
  10. PCA会計クラウド
  11. 大蔵大臣NX
  12. ちまたの会計
  13. 会計王

各製品の特徴などをおさえつつ、何が自分にマッチするか検討してみてください。

弥生会計

弥生会計(出典:弥生会計公式HP

販売会社 弥生株式会社
提供タイプ クラウド型/インストール型
料金 弥生会計24+クラウドスタンダード
セルフプラン:50,000円 (税抜)
ベーシックプラン:50,000円 (税抜)
トータルプラン:76,950円 (税抜)弥生会計24+プロフェッショナル
セルフプラン:88,000円(税抜)
ベーシックプラン:88,000円(税抜)
トータルプラン:125,500円(税抜)弥生会計24+プロフェッショナル(2ユーザー)
セルフプラン:115,500円(税抜)
ベーシックプラン:115,500円(税抜)
トータルプラン:165,500円(税抜)クラウド型:
セルフプラン
通常26,000円(税抜)/年
※1年間0円補償
ベーシックプラン
通常35,200円(税抜)/年
※1年間0円補償
機能 会計
確定申告
給与計算
販売管理・顧客管理
見積・納品・請求書

弥生会計は経理初心者の方でも使える会計ソフトです。

クラウド型、デスクトップ型の両方で製品展開されているため、ニーズに合わせた商品を購入することができます。

また、料金プランも豊富に用意されているため、予算感に応じた商品選択も可能です。

日付や金額などを入力するだけで、確定申告書類に自動で集計・反映されるので安心です。

弥生会計公式HP

freee会計

freee会計(出典:freee会計公式HP

販売会社 freee株式会社
提供タイプ クラウド型
料金 スタンダード:
年額プラン
1,980円(税抜)/月
月額プラン
2,680円(税抜)/月ベーシック:
年額プラン
3,980円(税抜)/月
月額プラン
5,280円(税抜)/月中規模企業向け:
要問い合わせ
機能 効率的な記帳機能
決算書の作成
見積・請求・納品書作成
入金・支払管理
チャット/メールサポート
電子帳簿保存法 完全対応

freee会計は初期費用無料で導入できるクラウド型の会計ソフトです。

⚪︎×形式の質問に答えるだけで確定申告に必要な書類が作成できます。

初めての方でも、しっかり確定申告と経理ができるので安心です。

無料お試しプランも用意されているため、実際にfreee会計を使用しつつ、本格導入の是非を検討することができます。

マネーフォワードクラウド会計

マネーフォワードクラウド会計(出典:マネーフォワードクラウド会計公式HP

販売会社 株式会社マネーフォワード
提供タイプ クラウド型
料金 スモールビジネス:
年額プラン
2,980円/月
月額プラン
3,980円/月ビジネス:
年額プラン
4,980円/月
月額プラン
5,980円/月
機能 伝票入力(仕訳入力)
支払管理
支払管理
集計表・レポートの出力
集計表・レポートの出力
経営状態の把握
経営状態の把握
決算書の作成
決算書の作成
消費税集計
消費税集計
帳票作成
帳票作成

マネーフォワードクラウド会計は、クラウド型の会計ソフトです。

会計ソフトとしての網羅的な機能はもちろんですが、サポート力も魅力。

確定申告書、青色申告決算書など、確定申告に必要な書類が自動作成できます。

e-Taxにも対応の個人事業主向けの確定申告ソフトです。

メールやチャットでのサポートに対応しているため、会計ソフトを初めて運用する場合でも安心して導入することができます。

マネーフォワードクラウド会計公式HP

ジョブカン会計

ジョブカン会計
(出典:ジョブカン会計HP

販売会社 株式会社DONUTS
提供タイプ クラウド型
料金 スタートアップ:2,500円/月
ビジネス:5,000円/月
エンタープライズ:50,000円/月
機能 対応帳簿
仕訳・記帳
レポート・集計機能
各種連携
決算書作成
税率対応
権限管理・承認機能
履歴管理機能
内部統制機能

ジョブカン会計は、DONUTS株式会社が提供しているクラウド型の会計ソフトです。

電子帳簿保存法改正にも素早く対応し、無料でアップデート版を提供しているため、負担が軽減されます。

30日間の無料お試し期間も利用できるため、事前に機能などの確認をしつつ、自社とのマッチ度合いを図れる点は嬉しいポイントです。

お試し期間中もメール・チャット・電話でのサポートを無料で制限なく受けられるので、気になる方はHPをチェックしてみましょう。

やよいの白色申告 オンライン

やよいの白色申告 オンライン
(出典:やよいの白色申告 オンライン公式HP

販売会社 弥生株式会社
提供タイプ クラウド型
料金 フリープラン:無料
ベーシックプラン:年額9,200円(税抜)
※1年間無料
トータルプラン:
年額8,400円(税抜)(キャンペーン中)
年額16,800円(税抜)(次年度以降)
機能 確定申告書の作成・e-Tax
仕訳・記帳の自動化
経営状況の見える化
金融機関連携
POSレジ連携
請求書連携
スマホアプリ
インボイス制度・電子帳簿保存法対応
作成できる帳票一覧

やよいの白色申告オンラインは、確定申告の白色申告に活用できる会計ソフトです。

確定申告書の作成を始めとした機能を活用できるため、個人での活用に便利といえるでしょう。

やよいの白色申告 オンライン公式HP

やよいの青色申告 オンライン

やよいの青色申告 オンライン
(出典:やよいの青色申告 オンライン公式HP

販売会社 弥生株式会社
提供タイプ クラウド型
料金 セルフプラン:
初年度:13,200円
次年度以降:9,680円/年ベーシックプラン:
初年度:20,790円
次年度以降:15,180円/年トータルプラン:
初年度:26,400円
次年度:26,400円/年
機能 確定申告書の作成・e-Tax
仕訳・記帳の自動化
経営状況の見える化
金融機関連携
POSレジ連携
請求書連携
スマホアプリ
インボイス制度・電子帳簿保存法対応
作成できる帳票一覧

やよいの青色申告 オンラインは、確定申告の青色申告に活用できるクラウド型の会計ソフトです。

白色申告オンラインと同じく、スマホアプリでの活用もできます。

またインボイス制度への対応もしている点は魅力といえます。

個人事業主に必要な機能だけを抜粋して作られているので、フリーランスにもおすすめの会計ソフトです。

やよいの青色申告 オンライン公式HP

かんたんクラウド会計

かんたんクラウド会計
(出典:かんたんクラウド会計公式HP

販売会社 株式会社ミロク情報サービス
提供タイプ クラウド型
料金 Basic(ベーシック)プラン

月額プラン 1,800円/月
年額プラン 18,000円/年

Plus(プラス)プラン

月額プラン 2,500円/月
年額プラン 25,000円/年

機能 日次・月次集計表
財務報告書
比較財務報告書
部門別比較財務報告書
四半期比較財務報告書
資金繰
月末税抜処理
消費税コード元帳
工事管理表
工事別集計表
工事元帳
科目別工事集計表
工事台帳
工事管理表
決算帳票

かんたんクラウド会計は、初心者にも扱いやすい操作感が魅力の会計ソフトです。

操作フローが簡略化されている分、出納帳や振替伝票などの作成を初めての人でも簡単な操作で行えます。

取引の内容を一覧から選んで金額を入れるだけの5ステップで簡単に仕訳を入力することができるので、簿記が苦手な方でも安心です。

入力した内容は自動で複式簿記に変換され、関係する帳票へ転記されます。

頻繁に発生する法改正に対応しており、システムが自動的にバージョンアップするので、対応漏れの心配もありません。

勘定奉行クラウド

勘定奉行クラウド(出典:勘定奉行クラウド公式HP

販売会社 株式会社オービックビジネスコンサルタント
提供タイプ クラウド型
料金 iEシステム:月額 7,750円(年額 93,000円~)

iJシステム:月額 11,750円(年額 141,000円~)

機能 仕訳伝票入力
証憑入力・保管
銀行入出金明細データ取込・入力
カード利用明細連携
Excel取込・入力
仕訳伝票予約登録
他システムデータ取込
など

勘定奉行クラウドは、帳票の作成や読み取りといった基本機能の他、外貨管理などにも扱える会計ソフトです。

財務経理領域に必要な機能は網羅しているため、個人というより法人向けの会計ソフトといえます。

HANJO会計

HANJO会計
(出典:HANJO会計公式HP

販売会社 カシオ計算機株式会社
提供タイプ クラウド型
料金 無料プラン:無料
有料プラン:月額1078円
機能 入力
サポート
出力など

HANJO会計は、確定申告に便利な会計ソフトです。

スマホでレシートを撮影するだけで仕訳を行ってくれるため、確定申告にかかる負担を大幅に軽減できます。

PCA会計クラウド

PCA会計クラウド
(出典:PCA会計クラウド公式HP

販売会社 ピー・シー・エー株式会社
提供タイプ クラウド型
料金 月額13,860円(税込)~
機能 元帳・試算表・決算書の作成など

PCA会計クラウドでは中小企業向けの会計ソフトです。

試算表の作成といった基本業務はもちろん、承認権レベルの設定なども行えるため、安全面にも強みのある製品となっています。

大蔵大臣NX

大蔵大臣NX
(出典:大蔵大臣NX公式HP

販売会社 応研株式会社
提供タイプ インストール型
料金 264,000円~
機能 日常業務
月次処理
決算処理
帳票
導入・セキュリティ

大蔵大臣NXはインストール型の会計ソフトです。

支払・手形・掛管理と、さまざまな業務に対応できる統合型ソフトとなっています。

業務からセキュリティ管理まで万全を期したい場合におすすめです。

ちまたの会計

ちまたの会計
(出典:ちまたの会計公式HP

販売会社 ちまたの会計
提供タイプ クラウド型
料金 無料
機能 収支計算書
現金出納帳
預金出納帳
予算書

ちまたの会計は、無料でも豊富な機能を活用できるクラウド型の会計ソフトです。

Windows、Mac、スマホ、タブレットと端末やOSを問わず使えるため、個人でも法人でも、さまざまな環境に対応できる点は魅力といえます。

会計王

会計王
(出典:会計王公式HP

販売会社 ソリマチ株式会社
提供タイプ インストール型
料金 定価44,000円(税込)
機能 仕訳・入力
集計・管理
など

会計王はインストール型の会計ソフトです。

定価44,000円で初期費用はかかりますが、まずは30日間の無料お試し期間を活用できます。

インストール型の会計ソフトをお探しの場合には、チェックしてみてください。

会計ソフトでおすすめしたい選び方

会計ソフトでおすすめしたい選び方

まずは、会計ソフトの選び方について紹介していきます。

自社、自分に合った会計ソフトを数ある製品の中から選ぶには、いくつかの基準に沿って選定していくことが重要です。

本項では、以下の項目について解説していきます。

  1. 個人向け・法人向けかで選ぶ
  2. クラウド型・インストール型かで選ぶ
  3. インボイス制度など法改正への対応力で選ぶ
  4. 会計に必要な機能の充実度で選ぶ
  5. 端末やOS対応しているソフトを選ぶ
  6. 初期費用・月額費用で選ぶ
  7. セキュリティの高さで選ぶ

個人向け・法人向けかで選ぶ

まずは個人で使うのか、法人で使うのかで会計ソフトを選びましょう

会計ソフトには個人向けの機能が充実しているものや、法人向けの機能が充実しているもの、またはプランによっていずれかを選択できるものが存在します。

機能を持て余さないためにも、まずは個人・法人のどちらかを選択してください。

クラウド型・インストール型かで選ぶ

会計ソフトには大きく分けてクラウド型とインストール型の2種類があります。

クラウド上にあるシステムにアクセスして操作するクラウド型の場合、大人数でソフトを活用できるのが利点です。

一方、PCに会計ソフトをインストールして扱うインストール型は、セキュリティ面での安全性が高いといった強みがあります。

どちらのタイプが自社・自身の状況に適しているかを見極めた上で、クラウド型かインストール型かを選択していきましょう。

インボイス制度など法改正への対応力で選ぶ

財務経理関係は、頻繁な法改正が行われる領域です。

最近ではインボイス制度なども導入され、新しい制度に対応できる会計ソフトを使うことが重要になってきています。

法改正への対応力は会計ソフトによってまちまちとなっていますので、極力対応力の高い製品を選ぶのが無難です。

会計に必要な機能の充実度で選ぶ

会計ソフトといっても、搭載されている機能はさまざまです。

仕訳伝票の入力や経費精算機能、給与計算機能など、財務経理に係る多種多様な機能が会計ソフトでは使用可能です。

個人・法人など、状況によって必要となる機能は異なるため、まずは必要な機能が何かを明確にした上で、網羅している会計ソフトを選ぶように注意してください。

端末やOS対応しているソフトを選ぶ

端末・対応OSで会計ソフトを選ぶことも重要です。

たとえばPCのみに対応している会計ソフトを選択した場合、外出の多い営業部署の社員などはオフィスに帰って各種手続きを行わなければならないため、不便を強いてしまう可能性があります。

可能であれば、PC、スマホ両方での操作に対応している会計ソフトを選ぶことで、社員たちの手続きを快適にすることができるはずです。

初期費用・月額費用で選ぶ

会計ソフトの料金体系は製品によってまちまちですが、初期費用、月額費用などコスト面で製品を選ぶのも重要なポイントです。

製品型であれば買い切りとなるため運用コストは生じませんが、クラウド型であれば初期費用が少ない分、運用コストが発生します。

中長期的な運用を考えた際、コストパフォーマンスが高い料金体系の会計ソフトを選ぶようにしましょう。

セキュリティの高さで選ぶ

財務経理は特にセキュリティ面が重要となる領域です。そのため、会計ソフトを導入する際も、セキュリティレベルは必ず事前の確認を行いましょう。

クラウド型もインストール型も、それぞれセキュリティ面での強みと弱みがあります。

各製品どのようなセキュリティ対策をしていて、どのようなサポート体制があるのか、比較検討しながら選定していきましょう。

会計ソフトの利用がおすすめな理由・メリット

会計ソフトの利用がおすすめな理由・メリット

さまざまな会計ソフトをここまで紹介してきましたが、会計ソフトを利用するメリットや、理由はどこにあるのでしょうか。

本項では以下3つのポイントについて解説していきます。

  1. 作業時間の削減につながる
  2. 入力・計算ミスを防止できる
  3. 財務情報をリアルタイムで把握できる

作業時間の削減につながる

会計ソフトを活用することで、従来かかっていた財務経理関係の作業時間を大幅に短縮できます。

たとえば、紙の伝票作成をしている場合、いちいちデータを参照し、それを書き写していく…という作業が必要です。

時間もかかるうえに、ミスも生じやすいのは言うまでもないでしょう。

その点、会計ソフトではデータを入力・読み込みするだけで各種伝票や書類を作成できます。

業務効率化を図るうえで、会計ソフトは欠かせません。

入力・計算ミスを防止できる

財務経理は会社の数字を扱う部署です。

そのためささいな入力ミス、計算ミスは命取りになりますが、会計ソフトでは人的ミスの可能性を最小限に抑えることが可能です。

人の手で行っていた計算などをシステム上で行うことにより、ミスの少ない会計業務を実現できます。

財務情報をリアルタイムで把握できる

企業の財務情報は刻々と変化していくものですが、会計ソフトを導入することで財務状況をリアルタイムで把握することも可能です。

これにより、財務状況の管理を迅速、かつ正確に行うことができるようになります。

おすすめの会計ソフトで財務管理を効率化しよう

おすすめの会計ソフトで財務管理を効率化しよう

会計ソフトはリモートワークも浸透しつつある現代において、財務経理を支えるシステムとなりつつあります。

さまざまな機能や特徴を持った会計ソフトがあるため、自社・自分にマッチするものを選ぶことが重要です。

会計ソフトの導入を検討している場合には、ぜひ本記事の内容を参考にしてみてください。