プロダクトマネージャー(PdM)は副業で稼げる?単価の目安や案件例を紹介 - Tech Hiveマガジン

プロダクトマネージャー(PdM)は副業で稼げる?単価の目安や案件例を紹介

プロダクトマネージャー(PdM)は、開発する製品の内容、目的を達成する上で中核となるポジションです。

プロジェクトの中で重要な役割を担っているプロダクトマネージャーですが、実は副業案件としての参画も可能です。

副業人材のニーズが高まっているため、これからプロダクトマネージャーとして責任のある仕事をしていきたい方にぴったりでしょう。

そこで本記事では、プロダクトマネージャーの副業案件について紹介していきます。

単価や案件例、求められるスキルなどを解説しますので、ぜひ参考にしてください。

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プロダクトマネージャー(PdM)は副業案件に参画できる?

プロダクトマネージャー(PdM)は、副業案件に参画可能です。

プロダクトマネージャー(PdM)はマネジメント職ですが、役割をこなせる人材は慢性的に不足しており、副業のプロダクトマネージャー(PdM)案件も掲載されています。

そのため、プロダクトマネージャー(PdM)の仕事を果たせる人材であれば、副業案件で収入アップ、スキルアップを目指しやすい環境にあるといえます。

プロダクトマネージャー(PdM)における副業案件単価の目安は月40万円以上

プロダクトマネージャーの副業案件の単価目安は月40万円以上です。

週3、4日程度の稼働で40万円以上の副収入を得ることができれば、収入的にはかなりのプラスとなります。

もちろん、副業案件の単価は経験や実績、稼働日数などによっても変動するため一概にはいえませんが、プロダクトマネージャーの副業は案件単価でみてもかなり高めに設定されているといっていいでしょう。

プロダクトマネージャー(PdM)における副業案件の獲得方法4つ

プロダクトマネージャーが副業案件を獲得するにあたって、主な方法は下記の4つです。

  1. エージェントサービスを活用する
  2. 求人サイトを利用する
  3. ホームページやSNSで営業をする
  4. 人脈を活かして紹介をもらう

本項ではそれぞれの方法が持つ特徴や強みを解説していきます。

エージェントサービスを活用する

フリーランスエージェントには、プロダクトマネージャー向けの副業案件も取り扱いがあります。

そのため、サービスに登録し、担当エージェントと希望条件の擦り合わせなどをしながら案件を紹介してもらえるフリーランスエージェントの活用は有効な手段の一つです。

自身で営業活動や条件交渉する必要がないため、あくまでも業務に集中しつつ案件探しをできる点が魅力といえます。

求人サイトを利用する

求人サイトにもプロダクトマネージャーの副業案件が掲載されていることがあります。

求人サイト=正社員の求人というわけではなく、一定数は業務委託案件も取り扱っているため、気になる場合はチェックしてみるのがおすすめです。

求人サイトはあくまでも自分の意志とタイミングで応募できるため、自分のペースを守って副業探しできる点がメリットになります。

ホームページやSNSで営業をする

既に副業で参画したいプロジェクトや企業がある場合、該当企業のコーポレートサイトや自分のSNSアカウントなどを活用して、個人で営業をかけるのも一つの手段です。

条件交渉なども含めて自分で行えるため、成功すれば納得できる条件で働きやすいのが魅力。

ただし営業にかかる負担を自分が引き受けなくてはならない分、時間などに余裕がある場合にのみおすすめの案件獲得方法となります。

人脈を活かして紹介をもらう

IT業界に人脈がある場合、それを活かして副業案件を紹介してもらうことも可能です。

特に営業やサービスの登録なども必要ないため、最も気軽にチャレンジできる方法といえるでしょう。

ただし、手軽である分、確実に案件を紹介してもらえる保証はありません。

あくまでも個人で案件探しをしつつ、副次的な方法として活用していくのが無難です。

プロダクトマネージャー(PdM)の副業案件が豊富なエージェントサービスおすすめ4選

それでは、プロダクトマネージャーの副業案件を豊富に掲載している下記4つのサービスを紹介していきます。

サービス 職種 案件数 リモート案件 副業案件 対応エリア
レバテックフリーランス エンジニア
PM
PdMなど
4,000件(常時提案可能案件数) 有り 有り 関東/東海/近畿/九州
HiProTech ・ITエンジニア
・ITコンサル
500件以上 有り 有り 全国
クラウドテック エンジニア・デザイナーなど 564件 有り 有り 北海道・東北/関東/北信越・東海/関西/中国・四国/九州・沖縄

レバテックフリーランス

出典:レバテックフリーランス公式HP

運営会社 レバテック株式会社
職種 エンジニア
PM
PdMなど
案件数 4,000件(常時提案可能案件数)
在宅・リモート案件 有り
副業案件 有り
対応エリア 関東/東海/近畿/九州

レバテックフリーランスは、常時提案可能件数が4,000件と、IT関連の案件を豊富に掲載しているエージェントサービスです。

プロダクトマネージャーの副業案件も取り扱っており、在宅・リモート可能なプロジェクトも含まれています。

フリーランス初年度の場合、分からないことが多い分、フリーランスエージェントから受けられるサポート体制の充実度は重要です。

レバテックフリーランスであれば掲載案件の幅も広く、副業での働き方も実現出来ます。

初めて副業を始める方でも安心して活用できるサービスといえるでしょう。

レバテックフリーランスの評判まとめ!気になるメリット・デメリットを調査

HiPro Tech

出典:HiProTech公式HP

運営会社 パーソルキャリア株式会社
職種 ITエンジニア・ITコンサル
総案件数 500件以上
在宅・リモート案件 有り
副業案件 有り
対応エリア 全国

HiProTechは、案件単価の高さが特徴のエージェントサービスです。

利用者の平均年間報酬は920万と高い水準にあるため、正社員時代以上の収入アップを目指しているなら要チェックです。

週3程度の副業案件をメインに探す場合、報酬額こそ少し落ちるかもしれませんが、元々フル稼働以外の案件も高単価が多いため、スキルや経験さえあれば十分稼げるサービスとなっています。

また、契約更新率も75%を超えているため、安定したライフワークを送りたい人におすすめのサービスです。

HiPro Techの気になる評判は?口コミからわかるメリット・デメリットも解説

クラウドテック

出典:クラウドテック公式HP

運営会社 株式会社クラウドワークス
職種 エンジニア・デザイナーなど
総案件数 564件
在宅・リモート案件 有り
副業案件 有り
対応エリア 北海道・東北/関東/北信越・東海/関西/中国・四国/九州・沖縄

クラウドテックは、対応エリアの広さが特徴のエージェントサービスです。

関東圏のみならず北海道から沖縄まで、全国規模でIT関連の案件を掲載しています。

地方に住んでおり、中々条件にマッチする案件と出会えないプロダクトマネージャーでも利用しやすいサービスといえます。

また、副業案件、在宅案件の掲載件数も多いため、地方在住のプロダクトマネージャーとして働きつつ、働き方も自分の希望に合わせていきたい場合には相性の良いフリーランスエージェントです。

プロダクトマネージャー(PdM)が副業案件を受注する3つのメリット

プロダクトマネージャー(PdM)が副業案件を受注するメリットには、次の3点が挙げられます。

  1. 収入アップが期待できる
  2. 時間を有効活用できる
  3. 幅広いプロダクトの実績・経験を積める

上記のメリットを踏まえ、副業案件をこなす意味があるかどうか検討してみましょう。

収入アップが期待できる

副業案件の受注は当然、収入のアップに繋がります。本業の他に個人で仕事を受注し、業務をこなす形となりますので、忙しくはなりますが確実に収入を上げることが可能です。

受注する案件の単価こそさまざまですが、現在の収入に満足していない、高収入なプロダクトマネージャーを目指したい、そんな方にとって、副業案件の受注は希望を叶える方法の一つといえるでしょう。

時間を有効活用できる

本業が比較的落ち着いていて、余った時間を有効に使いたい…。時間の使い方をもっと有意義にしたい場合、プロダクトマネージャーの職能があれば副業案件の受注はメリットとなります。

収入が上がる以外にも、スキルアップや実績の上積みが期待できるため、「キャリア」という面を考えた際に、プロダクトマネージャーとしての価値を高めることが可能です。

幅広いプロダクトの実績・経験を積める

所属企業のプロジェクトに専念してプロダクトマネージャーをしている場合、自社の事業に縛られてしまい、実績や経験を広げづらいデメリットがあります。

自身の市場価値を高めたいのであれば、さまざまなプロダクトに関して実績や経験を積んでおいた方が良いのは言うまでもありません。

より経験値を深めたい、さまざまなプロダクトに関わりたい、そんな方には、プロダクトマネージャーの副業案件受注はおすすめです。

プロダクトマネージャー(PdM)が副業するデメリット・注意点

プロダクトマネージャー(PdM)が副業を行う上で注意すべきデメリットは、以下の3点です。

  1. 稼働時間が限られる副業でも密なコミュニケーションが求められる
  2. 本業にかかるリソースとのバランスを考慮する
  3. 確定申告などの税務手続きが増加する

稼働時間が限られる副業でも密なコミュニケーションが求められる

プロダクトマネージャーは、組織における製品開発の監督役ともいえるポジションです。

そのため、開発チームをはじめ、各セクションとしっかりとコミュニケーションをとることが求められます。

副業案件は業務に参画する頻度こそ限られますが、その中でもプロダクトマネージャーとして密にメンバーたちとコミュニケーションすることが重要です。

そのため、コミュニケーション疲れを感じてしまう可能性がある点には注意しましょう。

本業にかかるリソースとのバランスを考慮する

副業案件をこなす傍ら、本業で行っている所属企業の仕事は続けます。副業案件をしているからといって、本業の業務量を少なくしてもらうことはできません

そのため本業に際している自分のリソースと、副業に割いているリソースとのバランスは常に意識しましょう。

このリソースバランスが崩れてしまうと、キャパシティーオーバーで体調やメンタルのコンディションを崩してしまう可能性もあります。

自分を守るためにも、キャパに関しては常に意識的であるべきです。

確定申告などの税務手続きが増加する

プロダクトマネージャーに限らず、副業案件は個人として受注する仕事です。

そのため、稼いだ報酬については自分で確定申告をはじめとした税務手続きを行う必要があります。

ずっと会社勤めをしていた人にとって、確定申告の方法は複雑で、面倒に感じるかもしれません。

しかし必ず処理しなければならない仕事になるため、あらかじめ手続きのフローなどを確認しておくことをおすすめします。

プロダクトマネージャー(PdM)の副業案件に必要な5つのスキル

プロダクトマネージャー(PdM)が副業案件を行うにあたっては、下記5つのスキルが必要となります。

  1. プロダクトマネージャーとしての基本スキル
  2. ITに関する知見・スキル
  3. 異なる業界や市場の知識・理解
  4. コミュニケーションスキル
  5. タスクマネジメントスキル

自分に足りているスキルと不足しているスキルを見極めてみてください。

プロダクトマネージャーとしての基本スキル

プロダクトマネージャーとして備えておくべき基本スキルは以下の通りです。

  • 製品開発推進スキル
  • 社外関係者との折衝スキル

開発するプロダクトのペルソナ設定から予算設定、スケジュールの管理など、開発の初期段階からほとんど全ての範囲をマネジメントするスキルがプロダクトマネージャーには求められます。

また、製品開発においてはステークホルダーをはじめ、さまざまな社外の関係者と連携をとり、調整を行っていく必要があります。

こうした社外関係者との折衝を担うスキルも、プロダクトマネージャーに求められるものの一つです。

ITに関する知見・スキル

開発する製品の監督者である以上、プロダクトマネージャーにもITに関する知見とスキルは必要です。

開発に用いられているプログラミング言語や製品の構造について、深く理解していなければなりません。

直接開発業務を行うポジションではありませんが、「現場で何が起きているのか」を把握するためにも、iTに関する知識が求められる点に注意しましょう。

異なる業界や市場の知識・理解

プロダクトマネージャーとして副業案件を受注する場合、これまでに関わってこなかった業界、市場での仕事をする機会も訪れるでしょう。

そのため、自身がプロダクトマネージャーとして携わる業界や市場に関する知識は積極的に取り入れていくことが求められます。

こうした知識の吸収がなければ、プロダクトマネージャーとしてペルソナの設定や市場の分析といった業務を遂行するのが難しくなるため、常に勉強していく姿勢が重要です。

コミュニケーションスキル

プロダクトマネージャーの副業案件は業務委託契約で「個人」としてクライアント企業の開発プロジェクトをマネジメントしていくことになります。

見知ったスタッフたちと仕事ができるわけではないため、0から関係構築していくコミュニケーションスキルも求められます。

無理をして仲良くなる必要はありませんが、業務の進行に問題が生じない程度のビジネスコミュニケーションを意識していきましょう。

タスクマネジメントスキル

プロダクトマネージャーのタスクは多岐に渡りますが、これは副業案件でも例外ではありません。

個人で案件を受注している以上、タスクのマネジメントは個人の裁量に委ねられる部分が大きくなるはずです。

自分のタスク管理の甘さが原因で進行に問題を起こしてしまわぬよう、日々のタスクから細かくマネジメントしていくよう心掛けが必要です。

プロダクトマネージャー(PdM)の副業案件を受注して柔軟に働こう

プロダクトマネージャーは慢性的な人材不足に陥っており、スキルやプロダクトの管理経験があれば副業として十分に活躍できます。

もちろん、ただ経験していればいいわけではありません。依頼主が求める基準に達していなければならないため、実績も求められます。

これからプロダクトマネージャーとして本格的に活動していきたいなら、まずは副業案件から受注してみてください。

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