フリーランスでKotlin案件!獲得方法や年収相場を徹底解説

Kotlinフリーランスアイキャッチ

Googleが2011年に公式開発言語に認定したことで注目を浴びたKotlin。

Javaよりシンプルで扱いやすいことから、将来性の高いプログラミング言語としても注目されています。

Kotlinはリモート案件も多いため、フリーランスでも案件を獲得しやすいのが特徴です。

とはいえ、フリーランスとしてKotlin案件を獲得する方法がわからない方もいるでしょう。

そこで本記事では、フリーランスでKotlin案件を獲得する方法や年収相場について解説します。

メリットや注意点も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

Kotlin(コトリン)とは?将来性はある?

Kotlin(コトリン)とは?将来性はある?

Kotlinとは、2011年にリリースされたプログラミング言語です。

Googleが公式開発言語に認定したことや、Javaと互換性があり移行しやすいことなどから、扱いやすいところも注目されています。

VM(仮想マシン)上で動作するJavaは、OSを問わない反面、動作が遅くなるのが課題でした。

Kotlinは、JavaVM上での動作が可能であり、さらにスピーディ&シンプルという面も兼ね備えています。

近年では、Javaの欠点をカバーできるプログラミング言語として、多くの開発現場で活用されているため、将来性は高いと見ていいでしょう。

フリーランスKotlinエンジニアの案件や年収の動向

フリーランスKotlinエンジニアの案件や年収の動向

では次に、フリーランスKotlinエンジニアの、案件や年収動向について見ていきます。

  1. Kotlinフリーランスの案件動向
  2. Kotlinフリーランスの年収相場

Kotlinフリーランスの案件動向

まず、Android開発案件が多く見られます。

国内ではiphone人気が高いものの、海外に目を向けるとAndroid人気が上回っているのが現状です。

世界規模で考えた場合は、Androidのシェア率が高いことから、今後もKotlin案件は増えていくと予想されています。

さらに、GoogleがKotlinをアプリ開発言語に認定したことも、フリーランス案件が増えていく理由と考えていいでしょう。

Kotlinフリーランスの年収相場

Kotlinフリーランスの求人情報を見ると、月収60~80万円の案件が多く見られます。

年収に換算すると単純計算でも、720~960万円です。

フリーランスエンジニアの平均年収が、560万円前後であることを考えれば、Kotlinフリーランスの年収は高水準といえるでしょう。

フリーランスKotlinエンジニアに必要なスキル

フリーランスKotlinエンジニアに必要なスキル

Kotlinエンジニアは、アプリ開発の他、サーバーサイド開発やデータベース関連にも携わります。

フリーランスとして活躍したいなら、以下に紹介するスキルがあると有利になるでしょう。

  1. Kotlinの知識と開発経験
  2. Javaの知識とスキル
  3. Androidアプリの開発の知識と開発経験
  4. Webアプリ開発スキル
  5. バックエンド開発の知識

Kotlinの知識と開発経験

まず、Kotlinの知識と開発経験があることが大前提です。

Kotlinはシンプルで扱いやすいため、未経験者からでもKotlinエンジニアを目指せます。

しかし、Kotlinエンジニアを必要とする企業の多くは、即戦力を求める傾向があります。

フリーランスとして案件を獲得するには、Kotlinの知識と開発経験が必要です。

Javaの知識とスキル

Kotlinは、Javaと互換性があるため、Javaベースで開発されたプログラムにKotlinを併用するケースは少なくありません。

Kotlinはもちろんのこと、Javaに関する知識とスキルもあれば、獲得できる案件の幅も広がるでしょう。

Androidアプリの開発の知識と開発経験

そして、Androidアプリ開発における知識と開発経験も必要です。

特に、KotlinはAndroidの開発現場で多く活用されているため、上流工程に携わる高単価案件も多く見られます。

なお、AndroidとiOSアプリ開発を並行する案件もあるため、両方の知識と開発経験があれば、収入アップが期待できます。

Webアプリ開発スキル

Kotlinは、Webアプリ開発にも応用できます。

フリーランスエンジニアとして仕事の幅を広げたいなら、Webアプリ開発スキルも習得しておくと案件を獲得しやすいでしょう。

バックエンド開発の知識

Kotlinは、バックエンド開発でも活用されています。

実際アプリ開発の他、バックエンドにも対応できるエンジニアの需要は高い傾向にあります。

バックエンド開発の知識があれば、幅広い業務に対応できるとアピールできます。

Kotlinエンジニアが案件を獲得する4つの方法

Kotlinエンジニアが案件を獲得する4つの方法

Kotlinフリーランスとして案件を獲得する方法は、4つあります。

それぞれの特徴を踏まえて、最適と思える方法を見極めてください。

  1. エージェントサービスを利用する
  2. クラウドソーシングを利用する
  3. 人脈を活用する
  4. SNSを活用する

エージェントサービスを利用する

エージェントサービスは、手厚いサポートを受けられるのが特徴です。

専任の担当者が、案件紹介から書類添削、面接対策や条件交渉までをサポートします。

希望を伝えれば条件にマッチした案件を紹介してもらえる他、会員には求人サイトには掲載されない非公開案件を紹介してもらえるのもメリットです。

クラウドソーシングを利用する

クラウドソーシングは、「仕事を依頼したい人」と「仕事を探している人」のマッチングサービスです。

フリーランス向けの案件も多く、未経験者や初心者向けの案件が見つかる場合もあります。

人脈を活用する

そして人脈を活用するのも選択肢の一つです。

知人や友人、過去の同僚・上司、取引先や同業者など、思い当たる人に声をかければ案件を紹介してもらえる場合があります。

近しい人なら自分のスキルを理解しているので、求人にはない案件を獲得できる可能性もあります。

SNSを活用する

SNSを営業ツールとして活用する方法もあります。

自分のスキルや経験の他、これまでの実績や求める条件など、Kotlinフリーランスを求める企業の目に留まるような情報を発信しましょう。

SNSは拡散力が高いので、タイミングが合えば、企業からスカウトされる可能性もあります。

フリーランスKotlinエンジニアにおすすめのエージェントサービス3選

フリーランスKotlinエンジニアにおすすめのエージェントサービス3選

フリーランスのKotlinエンジニアにおすすめのエージェントサービス3選の基本情報を以下の表にまとめました。

エージェントサービス名職種案件数リモート案件副業案件対応エリア
TechHive各種エンジニア
PM・PMO
PdM
ITコンサルタント
5,000件以上非公開非公開全国
レバテックフリーランスエンジニア PM PdMなど80,551件35,734件107件全国
ITプロパートナーズIT/WEB系4,567件754件71件全国
※2024年6月28日時点


TechHive|高額案件を多数保有

TechHive
運営会社株式会社Asikaze
公開案件数5,000件以上
リモート案件数非公開
副業案件数非公開
職種非公開
対応エリア全国
許可番号13-ユ-310922
公式サイトhttps://asikaze.net/media/tech-hive_lp/
※2024年6月28日時点

TechHiveは、フリーランスエンジニアに特化したエージェントサービスです。

月収100万円以上の高単価案件を多く保有しており、フリーランス初心者にも積極的に新規案件を紹介しています。

フリーランスにとって不安要素である、業務中のビジネスリスクに備えられる「フリーランス保険」を提供しているのも嬉しいポイントです。

公式サイト
https://asikaze.net/media/tech-hive/

レバテックフリーランス|スカウト制度アリ

レバテックフリーランス|スカウト制度アリ
運営会社レバテック株式会社
公開案件数80,551件
リモート案件数35,734件
副業案件数107件
職種エンジニア PM PdMなど
対応エリア全国
許可番号13-ユ-308734
公式サイトhttps://freelance.levtech.jp/
※2024年6月28日時点

レバテックフリーランスは、IT専門のエージェントサービスです。

業界に精通したプロが、条件にマッチした案件を提案します。

案件参画中でも、専任の担当者が契約更新や次回案件の提案をするので、案件が途切れるのが不安なフリーランスにもおすすめです。

直請案件を多く保有しているので、年収アップを目指したい方にもおすすめです。

参考までに、6月28日時点でのKotlin案件は、1,694件ありました。

関連記事:レバテックフリーランスの評判まとめ!気になるメリット・デメリットを調査

ITプロパートナーズ|週2日からの案件多数

ITプロパートナーズ|週2日からの案件多数
運営会社株式会社Hajimari
公開案件数4,567件
リモート案件数754件
副業案件数71件
職種IT/WEB系
対応エリア全国
許可番号13-ユ-307288
公式サイトhttps://itpropartners.com/
※2024年6月28日時点

ITプロパートナーズは、週2~3日からの案件が豊富なエージェントサービスです。

リモート案件や短時間稼働など、フレキシブルな案件も多数保有しています。

本業の傍ら副業で、Kotlinフリーランスを目指す方にも適しているでしょう。

企業と直接契約する直エンドなので、高単価案件を獲得できる可能性があります。

関連記事:ITプロパートナーズの評判まとめ!気になるメリット・デメリットを調査

フリーランスのKotlinエンジニアになるメリット

フリーランスのKotlinエンジニアになるメリット

フリーランスのKotlinエンジニアになると、どのようなメリットがあるのかを紹介します。

  1. 将来性のある言語で中長期的に収入を得られる
  2. ライフスタイルに合わせて働ける
  3. 収入アップが期待できる

将来性のある言語で中長期的に収入を得られる

Kotlinは、Googleが公式開発言語に認定したことや、Javaとの互換性があることなどから、将来性が期待できます。

プログラミング言語の中では比較的学びやすく、Androidアプリの開発にも活用されているため、フリーランスが中長期的に収入を得られるのは大きなメリットです。

ライフスタイルに合わせて働ける

Kotlin案件は、リモート案件が多いのも特徴です。

リモート案件なら働く場所を選べるので、通勤にかかる時間や交通費を節約できます。

週2~3日など、稼働日を選べる案件も多いので、ライフスタイルに合わせて働けるのも魅力といえるでしょう。

収入アップが期待できる

Kotlinは将来性が期待されています。

特にスマートフォンアプリは需要が高く、今後もさらに需要は高まっていくでしょう。

他のプログラミング言語と比較しても優位性があるため、収入アップが期待できるのもメリットです。

フリーランスのKotlinエンジニアになる注意点

フリーランスのKotlinエンジニアになる注意点

では最後に、フリーランスのKotlinエンジニアになる注意点を2つ紹介します。

  1. スキルがKotlin1本だけだと案件を獲得は難しい
  2. 必ずしも収入が安定するとは限らない

スキルがKotlin1本だけだと案件を獲得は難しい

Kotlinは需要が高い反面、Kotlin1本だけでは案件を獲得できない可能性があります。

Javaとの互換性が高いため、JavaからKotlinへの移行が可能でも、汎用性でJavaに劣るのは否めません。

Kotlinフリーランスとして案件を獲得するには、Javaをはじめとした他のプログラミング言語も学ぶ必要があるでしょう。

必ずしも収入が安定するとは限らない

フリーランスには、会社員のように仕事の保証がないため、高単価案件を獲得できても、単発では次につながりません。

次の案件を獲得できるまで、収入が途絶えてしまいます。

Kotlinフリーランスとして希望年収を実現したいなら、エージェントサービスの利用をおすすめします。

まとめ:フリーランスのKotlinエンジニアになって収入アップを目指そう

まとめ:フリーランスのKotlinエンジニアになって収入アップを目指そう

Kotlinは、Googleが公式開発言語に認定したプログラミング言語です。

シンプルで扱いやすいことや、Androidアプリ開発に活用されることから、今後もKotlinエンジニアの需要は高まっていくでしょう。

求人を見ても、高単価案件が充実しています。

本記事で紹介した情報を参考にしながら、フリーランスのKotlinエンジニアを目指して収入アップを実現させてください。