Sier向け転職エージェント完全ガイド！おすすめ13選と選び方も紹介

Sierは、幅広い領域を担当するため「残業が多く疲れる」「業務量と給料が見合っていない」などの理由から転職を考える方は少なくありません。

Sierから転職したいと思っても、転職先を探すには時間と手間がかかります。

転職エージェントを活用すれば、転職活動をサポートしてれるので、今の仕事を続けながら転職先を探せます。

とはいえ、Sier向けの転職エージェントは複数あるため、どこを選べばいいか迷う方もいるでしょう。

そこで本記事では、Sier向けの転職エージェント13選を紹介します。

選び方や活用するポイントについても解説しますので、ぜひ参考にしてください。

Sierに強い優良転職エージェントおすすめ13選

Sierに強い、優良転職エージェント13選の一覧を表にまとめました。

それぞれ特徴を比較しながら、最適な転職エージェントを選んでください。

レバテックキャリア｜業界に精通した担当者がサポート

おすすめポイント

• IT業界に精通している
• IT専門アドバイザーが手厚くサポートする
• 企業に足を運んでヒアリングを行う

レバテックキャリアは、約50種類のIT専門職をサポートするエージェントサービスです。

IT業界に精通しており、Sier関連の求人も多数保有しています。

業界に精通した担当者のサポートが受けられるのも魅力です。

さらに、企業に何度も足を運びヒアリングを行うので、企業情報を共有してもらえます。

マイナビIT AGENT｜業界に精通したプロフェッショナルがサポート

おすすめポイント

• 転職後の定着率97.5%
• IT・Webエンジニア向けの求人が充実
• 書類添削や交渉代行サービスも提供

マイナビIT AGENTは、IT業界の転職に特化しています。

業界に精通したキャリアアドバイザーと、企業を担当するリクルーティングアドバイザーが連携して求職者をサポートします。

転職後の定着率が97.5%なのは、マッチング精度が高いからといえるでしょう。

求人紹介から応募書類の添削や、模擬面接に交渉代行まで手厚いサポートにも定評があります。

Geekly｜Sier転職に役立つ情報を発信

おすすめポイント

• リクナビNEXT 2023年度下半期第1位
• ツールや無料診断を活用できる
• 書類添削サービスアリ

Geeklyは、IT・Web・ゲーム業界の転職に特化したエージェントサービスです。

リクナビNEXT 2023年度下半期・GOOD AGENT RANKING「IT・Web部門」で1位を獲得しています。

履歴書・職務経歴書の書き方やサンプルの他、AIによる職務経歴書自動作成ツールなども利用できます。

公式サイトのIT情報メディアでは、転職に役立つ情報を発信しているので、活用すれば転職の可能性が広がるでしょう。

ワークポート｜転職相談実績83万人

おすすめポイント

• 非公開求人も多数保有
• 全国に拠点を展開
• 適性診断で自己分析できる

ワークポートは、転職活動のプロが求職者に寄り添いサポートするエージェントサービスです。

9万件以上の公開求人の他、非公開求人も多数保有しています。

全国に48ヶ所拠点を展開しているため、Iターン・Uターン転職を考えている方にもおすすめです。

転職活動の進捗状況がわかるアプリや、適性診断など、多角的に転職をサポートしています。

TechClipsエージェント｜年収アップしたい人におすすめ

おすすめポイント

• 現役エンジニアがサポート
• 事業会社に特化
• 利用者の95%が年収アップ

TechClipsエージェントは、都内を中心に転職をサポートするエージェントサービスです。

現役エンジニアのサポートにより、業界最高レベルのマッチング率を謳っています。

扱う求人は事業会社に特化しているので、Sierからの転職実績も豊富です。

エンジニア目線でカウンセリングも行うので、安心してお任せできます。

利用者の95%が年収アップを実現しているので、今より年収を増やしたい方必見です。

社内SE転職ナビ｜業界に強いコンサルタントが徹底サポート

おすすめポイント

• 社内SEの転職に強い
• 幅広い業種に対応
• 面談方法を選べる

社内SE転職ナビは、社内SEの転職に強いエージェントサービスです。

IT業界に精通したコンサルタントが面談するので、キャリアプランの相談もできます。

カジュアル面談やオンライン面談など、面談方法の選択肢があるのもポイントです。

業界トップクラスの求人を扱っており、幅広い業種にも対応しています。

ウィルオブテック｜IT特化のエージェントがサポート

おすすめポイント

• 面談満足度90％
• 複数体制でサポート
• コーディングテストの模擬受験アリ

ウィルオブテックは、IT業界に強い転職エージェントです。

IT業界に精通したプロがサポートするので、面談満足度・年収アップ率・転職後の定着率ともに高い結果を出しています。

一方的な求人紹介ではなく、複数人で真摯にサポートするのも魅力です。

国内導入社数の多い、コーディングテスト「Track Test」を模擬感覚で無料体験できます。

TechStars Agent｜エンジニアに特化

おすすめポイント

• コンサルタントが併走でサポート
• 取引社数1,300以上
• マッチング精度が高い

TechStars Agentは、IT・Web・ゲーム業界のエンジニアに特化した転職エージェントです。

在籍するコンサルタントは、ITエンジニアや、ゲーム企業人事などの業界経験者です。

求職者目線で併走するので、マッチング精度が高いのも魅力といえるでしょう。

取引社数1,300以上あるので、転職の可能性が広がります。

ユニゾンキャリア｜IT業界特化型

おすすめポイント

• 特化型ならではのマッチング率
• 業界の裏事事情を共有
• 10人中8人が年収アップ

ユニゾンキャリアは、IT業界に特化型の転職エージェントです。

IT・Web・ゲーム業界に特化することで、圧倒的なマッチング率を実現しています。

在籍するアドバイザーは、IT業界出身なので、業界の裏側事情も共有してもらえるのが嬉しいポイントです。

高いマッチング率により、10人中8人が年収アップに成功しています。

Green｜登録するだけでスカウトが届く

おすすめポイント

• 企業の雰囲気を確認できる
• 企業と直接連絡できる
• 面接前にカジュアルに話せる

Greenは、IT業界最大級の求人数を誇る転職エージェントです。

豊富な求人を保有しており、求人票には写真を多数掲載することで、企業の雰囲気を確認できます。

60%以上の利用者が、企業の人事担当者から直接スカウトを受けているのも特徴です。

企業と直接連絡できて、マッチングすれば面接前にカジュアルに会えます。

DYM IT転職｜フリーターやニート向け

おすすめポイント

• 未経験者の就職を徹底サポート
• 面談実績5万人以上
• 満足度87%

DYM IT転職は、フリーターやニート、未経験者や大学中退など幅広くサポートするエージェントサービスです。

未経験者歓迎の求人が少ない中、応募から就職まで手厚くサポートしてもらえるので安心でしょう。

豊富な面談実績や高いサービス満足度など、転職に不安がある方におすすめです。

ギークジョブ｜未経験者可能案件多数

おすすめポイント

• 未経験者でもプログラマーを目指せる
• 1,000名以上の実績アリ
• 未経験者OKの求人多数

ギークジョブは、未経験者でも学びながら転職活動できるサービスです。

現役エンジニアが、学習をサポートします。

さらに、開発現場に近い環境で、ポートフォリオや制作物を作成できるので、面接対策にも活用できます。

専属のキャリアアドバイザーにいつでも相談できるので、心強いでしょう。

ビズリーチ｜スカウト機能が便利

おすすめポイント

• ハイクラス求人が充実
• ヘッドハンターからスカウトが届く
• 厳選された優良企業が28,900社以上

ビズリーチは、スカウト型の転職エージェントです。

レジュメを登録するだけで、企業やヘッドハンターからスカウトが届くので、自身の市場価値を把握できます。

年収1,000万以上の求人が、全体の3分の1以上なので、年収アップを目指したい方にもおすすめです。

Sier向け転職エージェントの選び方

転職エージェントと一口にいっても、特徴やサービス内容はそれぞれ異なります。

Sier向け転職エージェント選びで、失敗しないためのポイントを3つ紹介します。

1. Sier業界に精通したIT転職エージェントを選ぶ
2. Sierの求人数が多い転職エージェントを選ぶ
3. サポート体制が充実している転職エージェントを選ぶ

Sier業界に精通したIT転職エージェントを選ぶ

まず、Sier業界に精通した、IT転職エージェントを選んでください。

Sier向けの求人を扱っていても、求人票だけでは社風や職場環境の状況を把握できません。

業界に精通していなければ、有益な情報を提供してもらえず、転職に失敗する恐れがあります。

Sier業界に精通したIT転職エージェントなら、求人票には記載されていない情報を共有できるので、理想の転職先を見つけやすいでしょう。

Sierの求人数が多い転職エージェントを選ぶ

Sierの求人が多いことも重要です。

大手の転職エージェントは、扱う求人数が多い傾向があります。

しかし、Sier向けの求人があっても、希望する条件にマッチしていなければ転職活動は先に進みません。

扱う求人数は少なくても、ITに特化した転職エージェントなら、Sier向けの求人を見つけやすいでしょう。

サポート体制が充実している転職エージェントを選ぶ

そして、サポート体制の充実度も比較ポイントです。

サポート内容は、エージェントによって異なります。

• 初回面談
• 求人紹介
• 面接対策・模擬面接
• 書類添削
• 面接日程の調整
• 面接同行
• 交渉代行
• 円満退職に向けたサポート
• 入社後のアフタフォロー

このように、サポート体制が充実している転職エージェントなら、求人紹介からアフタフォローまで手厚いサポートが受けられます。

サポート体制が充実している転職エージェントなら、今の仕事を続けながら転職活動をスムーズに進められるでしょう。

Sier向けの転職エージェントを活用する7つのポイント

転職エージェントを利用しても、活用できなければ転職できない恐れがあります。

希望の条件にマッチした転職先を見つけたいなら、転職エージェントを最大限に活用してください。

ここからは、Sier向けの転職エージェントを、最大限に活用して転職を成功させるポイントを7つ紹介します。

1. 転職エージェントは2～3社を併用する
2. 転職の目的を明確化しておく
3. 応募先の情報は自分でも確認する
4. 希望は詳しく伝える
5. レスポンスは早めにする
6. 専任の担当者と良好な関係性を構築する
7. 担当者が合わない場合は変更する

それぞれ詳しく見ていきましょう。

転職エージェントは2～3社を併用する

まず、転職エージェントは2～3社を併用しましょう。

転職エージェントによって扱う求人が異なる他、独自求人を扱う場合もあります。

1社だけでは、一足違いで他の求職者に先を越され、応募できないケースは少なくありません。

そこで、2～3社を併用すれば、希望する条件にマッチした求人が見つかる可能性が広がります。

ただし、同じ求人を扱うこともあるので、重複で応募しないように注意が必要です。

転職の目的を明確化しておく

転職の目的を明確化することも大切です。

「なんとなく今の仕事が嫌だから転職したい」
「給料が安いから転職したい」

このような理由で転職する方もいるでしょう。

しかし、目的が漠然としたままでは、転職先でも同じような理由で辞めたくなり、転職を繰り返す恐れがあります。

今の仕事が嫌なら、どんな仕事がしたいのかを明確にしてから転職先を探しましょう。

給料が安いのが不満なら、いくらあれば満足できるか、希望額の給料をもらえる仕事は何かを明確にしてください。

応募先の情報は自分でも確認する

応募する企業情報は、可能な限り自分でも確認しましょう。

求人票で紹介できる情報は限られるので、好条件と思って応募しても、働いてみたら思っていたのと違ったというミスマッチが起きる可能性があります。

企業の公式サイトや、働く社員の声、口コミなどできるだけ多くの情報を確認してください。

転職エージェントが調査した情報を共有してもらえるなら、大いに活用するといいでしょう。

希望は詳しく伝える

希望を詳しく伝えるのも重要です。

転職先に求める条件が多いと、マッチング率が下がる恐れがあります。

条件が多い場合は、「絶対に譲れない条件」と「妥協できる条件」を区別しておくといいでしょう。

希望年収を伝える場合は、「500～700万円」より「650万円以上」と具体的な方が伝わります。

レスポンスは早めにする

レスポンスは早めにしましょう。

転職エージェントのキャリアアドバイザーが、同時に複数人を担当するケースは少なくありません。

連絡をしても返事がない人より、すぐに返事があった人を優先します。

また、レスポンスが遅いと、転職意欲が低い人というネガティブな印象を与えかねません。

レスポンスが早いほど、転職意欲があるとのアピールにもなります。

メールはこまめにチェックする、連絡があったら気づくように通知設定をオンにするなどの工夫も有効です。

専任の担当者と良好な関係性を構築する

転職成功率は、専任の担当者に左右されるといっても過言ではありません。

専任の担当者と良好な関係性を構築できれば、転職成功率は高まります。

良好な関係性を構築するポイントは以下の通りです。

• 自分の意思をはっきりと伝える
• 嘘をつかず誠実に向き合う
• 積極的にコミュニケーションを図る
• 連絡を密に取る
• 担当者に頼れるところはお任せする
• 丸投げはしない

サポートする側もされる側も、誠実に向き合えば良好な関係性を構築できるでしょう。

担当者が合わない場合は変更する

担当者にもいろいろな考えの人がいるので、中には馬が合わないと感じることもあります。

我慢していると転職活動に支障が出る恐れがあります。

どうしても担当者が合わないと感じた場合は、速やかに変更を申し出ましょう。

Sierの転職事情

Sierと一口にいっても、ファームによって業務内容もさまざまです。

どのファームに転職したいのかによっても、必要なスキルは異なります。

ここからは、Sierの転職事情について4つの視点から解説します。

1. Sierの転職理由
2. Sierの転職は難しい？
3. Sierの転職に必要なスキル
4. Sierの転職タイミング

Sierの転職理由

Sierの転職理由で多いものを以下にまとめます。

• 残業が多く疲れる
• 仕事量が多いのに給料が安い
• 客先常駐のストレスがある
• スキルアップできない

Sier業界では、幅広い領域を担当するので、勤務時間内で仕事が終わらないことも少なくありません。しかし、納期が決まっている以上、間に合わせるには残業を余儀なくされます。

また、仕事量が多く拘束時間も長いのに、給料が安いことも理由の一つです。

さらに、下流工程ばかりでスキルアップできない、といった理由も多く見られます。

中には、スキルアップを目的とした、ポジティブな転職理由もありますが、その多くはネガティブな理由というのも特徴です。

Sierの転職は難しい ？

Sierの転職が難しいとされるのは、いくつか理由があります。

まず、Sie業界は仕事がきつい反面、給料水準が高い傾向があります。

• 上流工程：800～1,000万円
• 下流工程：400～650万円

上記は目安ですが、一般的なサラリーマンの平均年収（461万円）に比べると、給料水準は高いといえるでしょう。

参照：国税庁

Sierから転職すると、年収が下がる場合があるので、年収を維持したい方は転職を後悔するかもしれません。

下流工程では、テストや運用など、開発には携わりません。

スキルがないまま転職しようとしても、採用される可能性は低いでしょう。

年収や仕事内容にこだわらないなら、Sierからの転職はそれほど難しくないと考えられます。

Sierの転職に必要なスキル

Sierに転職する場合、特に必要な資格はありません。

ただし、実務に活かせるスキルや資格はあるので、持っておいて損はないでしょう。

おすすめの資格を以下に紹介します。

• ITパスポート
• 基本情報技術者試験
• 応用情報技術者
• プロジェクトマネージャー
• 中小企業診断士試験
• MOS
• シスコ技術者認定
• Oracle認定Javaプログラマー

全ての資格を取得する必要はありませんが、資格を持っていれば基本的なスキルが身についている証明になり、転職で有利になる場合があります。

Sierの転職タイミング

スキルや資格がない状態で、Sierへの転職を考えるなら20代がベストタイミングです。

20代はポテンシャル採用が期待できます。

30代以降は、資格やスキルなど実務に活かせる強みがないと厳しいかもしれません。30代以降でもアピールできる強みがあれば、転職を考えたときがタイミングでしょう。

まとめ：Sier向けの転職エージェントを最大限に活用しよう！

Sier業界への転職を考えているなら、転職エージェントの利用をおすすめします。

転職活動をサポートしてもらえるので、今の仕事を続けながら転職先を探せるのがメリットです。

ただし、転職エージェントにも得意分野・不得意分野があります。

本記事で紹介した情報を参考にしながら、転職エージェントを最大限に活用してSierの転職を成功させてください。

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