システムエンジニア採用企業の適性検査を徹底解説!システムエンジニア多く採用している企業とは? - Tech Hiveマガジン

システムエンジニア採用企業の適性検査を徹底解説!システムエンジニア多く採用している企業とは?

在宅ワークでもできる仕事をしたいとシステムエンジニアを目指す人が増えてきたのではないでしょうか。

しかし、就職活動や転職活動において、システムエンジニアの適性検査は避けられないもの。

適性検査も様々な種類があります。

そこで、今回は適性検査の種類について解説していきます。

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システムエンジニアの適性検査の種類

システムエンジニアの採用試験で用いられる適性検査として有名なのがCAB適性検査です。

その他にも、企業によって取り入れている適性検査は異なります。

ここでは適性検査3種類について解説していきます。

  • IMAGES
  • GAB
  • CAB適性検査

IMAGES

IMAGESは応募者数の多い企業で用いられることの多い総合適性検査です。

内容は、計数、言語、英語、パーソナリティの4項目で、応募者の基礎的な能力を測定していきます。

他の適性検査と比較して、難易度は低いですが、制限時間が短いため効率よく解いていく必要があります。

具体的に、時間配分は、能力検査30分、性格検査30分の1時間です。

計数の項目では、特に正確な情報処理が求められます。

10分で50問解くため、1問に12秒しか時間をかけることができません。

足し算や割り算などの四則演算や、パーセントの計算まで幅広い内容から出題されます。暗算が得意な人は有利でしょう。

言語や英語では、文章量が多く、短い制限時間内で読解スピードや文章力が求められます。

400〜600文字の長文が8題32問、就活に関するテーマが出題されます。語彙や文法に関する問題は出ないです。

最後にパーソナリティーの検査では、4択から自分の考えや正確に合うものをひとつ選ぶ形式で進んでいきます。

GAB

GABは主に新卒総合職採用で用いる企業が多いですが、システムエンジニア採用でも用いられることがあります。

試験時間は、IMAGESと比べると少し長く90分程度かかります。

IMAGESと似ていて、言語理解、計数理解、パーソナリティの3つのテストで成り立っています。

見られる適性はチームワークに強い特性や、研究・開発に適しているかどうかの判断基準になります。

有名なCAB適性検査とは異なり、文章の理解力を求める問題が多いのが特徴です。

読解力を高めるために問題集を使って勉強し、出題形式に慣れておくことが大切です。

パーソナリティは、出題量も多く200問以上あります。

対策として自己分析を事前に行い自分の考え方を知っておくことが大切です。

また、企業が求める人物像を研究し回答の参考にするのもよいでしょう。

質問に対して極端な回答をするのも好まれない場合があるので避けた方が良いかもしれません。

CAB適性検査

CAB適性検査で見られる適性とは、システムエンジニアとして働くうえで必要な複雑な事象を単純化したり、効率よく正解へ導く能力です。

そこで、論理的思考や効率性などが測定されます。

適性検査の項目として、暗算、法則性、命令表、暗号、パーソナリティなどがあります。

暗算ではただ単に計算するだけではなく、短い時間で解くための工夫が必要な問題が出題されます。

また、その他に複数の条件から推理する問題やパズル問題など、頭を使う謎解きのような問題が多く出題されます。

CAB適性検査の問題は、知識を使って解くのではなく、その場の発想で解くものが多いです。

1問あたり10〜30秒で回答する必要があるので集中力が必要です。

検査方法はWebと筆記の2種類があります。

Webは72分、自宅のパソコンを使って受けられることもあります。

筆記は95分とWebのほうが短く難易度が高いことが多いです。

システムエンジニアに向いている適性

適性検査では、システムエンジニアに向いている性格を判断します。

どんな性格が向いているのかここでは解説していきます。

正確性

細かい箇所も見逃さず正確な作業ができる人はシステムエンジニアに向いているのではないでしょうか。

業務のなかには、システム設計など、一度不確かなミスをしてしまうとはじめからやり直さなければいけないものなど沢山あります。

チームで動くからこそ周りに悪い影響を与えないためにも正確に仕事をできる適性が必要です。

論理的思考能力が高い

システムを構築するうえで、プログラミングを論理的に思考していく能力が必要になってきます。

条件がひとつ抜けてしまうとお客様の要望にそえないシステムやサービスができてしまいます。

期待にこたえられない可能性もあります。

すべての条件をかみし、順序だてて設計を行うことができる論理的思考が必要になってきます。

コミュニケーション能力が高い

顧客ニーズを把握するには、お客様の要望を聞き出さなければなりません。

そこでコミュニケーション能力が必要になってきます。

お客様の対応だけではなく、チームでシステム開発を進めるうえでもこの能力は必要です。

システムエンジニアに向いていない人とは?

システムエンジニアに向いている適性について話してきましたが、反対に向いていない人にはどんな特徴があるのでしょうか。

主に3つあります。

1つ目は、ものづくりに関心がないこと、2つ目に細かい作業が苦手なこと、最後に集中力がないことです。

ものづくりに関心がないと、何かを作るために技術を磨いたり、対応するのが面倒に感じるのかもしれません。

さらに、エラーを出さないために正確な作業も必要です。

大雑把で細かい作業が苦手な人には向いていないかもしれません。

最後に、システムエンジニアの仕事はすぐに成果が出ず、日々コツコツと業務を遂行していきます。

時間をかけて集中できる性格ではないと苦に感じるかもしれません。

事前に受けられる適性検査サイトで練習する

適性検査は就職活動の時しか受ける機会がなく、慣れていない人が多いかもしれません。

時間配分や問題形式になれるためにも過去問や練習問題を解いて慣れていく必要があります。

Greek Job

Greek Jobでは、適性検査の勉強ができるだけではなく、就職後に必要なプログラミングスキルを身につけることができます。

最短1ヶ月でエンジニアを目指せるので、プログラミングするうえでの適性も自然と身に付くのではないでしょうか。

マナラボ

マナラボではCAB適性検査の力試しを3分で無料で行うことができます。

CAB独特の規則性の記号問題などにすぐ慣れたい人におすすめです。

一般財団法人 エンジニアリング協会

一般財団法人エンジニアリング協会でも簡単に適性検査の練習を受けることができます。

システムエンジニアに向いている人の適性なども詳しく解説しています。

システムエンジニアを多く採用している企業入一覧

  • 日立製作所
  • アクセンチュア
  • 富士通
  • NEC
  • NTTデータ
  • 富士ソフト
  • IBM
  • 野村総合研究所
  • 大塚商会

日立製作所

2万人を超える従業員が所属している大企業です。

新卒や中途でもシステムエンジニアを募集しているのが特徴です。

ただ単にシステムを設計するだけではなく、そのシステムによってどんなサービスを提供するのか内容構築にも携わります。

そのためPC上だけではなく直接多くの人と関わり合いながらより良いシステムを作っていくやりがいを感じられる企業のひとつです。

日立製作所では、IT、モビリティ、ヘルスケア、産業、エネルギーなど幅広い分野において事業を拡大しています。

I分野では、金融ビジネスに力を入れており、デジタルの力を活かして社会利益の向上や環境の効率化をはかっています。

他にもITの力を活かしたインフラ設備の向上や電子力発電システムの設備管理など行っています。

アクセンチュア

世界的にデジタルやクラウドのセキュリティサービスで有名なアクセンチュア。

扱っている業界も多く、40を超えます。

そのため部署も山のようにありますが、仕事内容としてはシステムエンジニアの主な業務に関わっています。

例えば、テクノロジーコンサルティング本部に属しているソリューション・エンジアではITテクノロジーのスペシャリストとしてお客様の課題解決に取り組んでいます。

中途採用も募集しており、求められるスキルとしては、Javaをはじめとしたオープン系開発言語を使えること、実際に使ってみた構築経験などが求められます。

さらに国際的な会社であるためTOEIC650点以上の英語スキルも求められます。

富士通

富士通は、国内の医療・教育期間だけではなく、民間企業に向けたシステムサービスのパッケージ開発の提供などを行っている企業です。

システムエンジニアとしては、基本的にお客様のシステムの企画から開発、運用までを提供する業務を行っています。

お客様のDXにおける課題をヒアリングしたビジネスプロデューサーと一緒に、システムの企画をするところから、それを形にする設計、開発までをチームで進めていきます。

基本的なプログラミングスキルは必要ですが、チームプレイで必要なコミュニケーション能力なども求められます。

NEC

NECは医療機関や電力会社に向けてITシステムやネットワークシステムを提供しています。

さらに国内の支店においてそれぞれの地域に密着した独自の事業も展開しています。

流通事業にも力を入れており、お客様と新サービスの立ち上げやデジタル技術を用いた人や物のつながりをサポートしています。

システムエンジニアとして、お客様の新サービスの開発や構築をするだけではなく、プロジェクトマネージメントも行っています。

また、専門知識や技術を活かせるだけではなく、総合的にチームで業務遂行できる力も身に付きます。

専門性と総合性を兼ね備えた業務に携わることで自身のキャリアアップにも期待できます。

NTTデータ

NTTデータの歴史は、1977年に遡ります。

当時の日立造船のシステム部門を会社化し設立したのがはじまりです。

今は社名も変わりました。

設立から培ってきた実績と経験を活かし、特に製造業分野におけるITシステムにおいてサービスを提供しています。

システムエンジニアは、製造の開発や設計をサポートするCADなどをはじめ、企画から生産までを管理するシステムや、企業の罪刑管理までIT技術でサポートしています。

時代とともにものづくりの環境が変化し、ニーズも変わりつつあります。

NTTデータはそのなかでも強みである技術力や提案力でお客様に寄り添っています。

富士ソフト

富士ソフトには1万人以上のシステムエンジニアをはじめとする技術者が所属しています。

その幅広い技術力でお客様の課題を助ける提案をしています。

インフラ系のソフトウェア開発以外にも、民間企業に向けた業務系のソフト開発も行っています。

採用は、技術職と営業職に分かれています。

主にお客様の事業における課題をヒアリングし企画書を作成するのが営業職です。

システムエンジニアは、技術職に含まれます。

仕事は、課題から出てきた要望に対して要件定義やシステム設計を行い、プログラムしていきます。

テストまで行い、それに関わるミーティングや書類作成も行うため行う業務が幅広いです。

IBM

IBMは世界170カ国以上でビジネスを展開している国際IT企業です。

ITシステムの導入や運用、アウトソーシングなどあらゆる場面で活躍の場を広げています。

今では、クラウド事業も行われています。

女性技術者としての活躍の場が多いのが特徴的です。

国内のIBM女性技術者のつどいCOSMOSがあり、この活動を通じて女性の管理職メンバーと関わる機会が多いのも魅力です。

キャリアについて悩む場面が多い女性だからこそ、先輩社員のアドバイスを聞ける環境があるのは安心です。

さらに文系卒業者でもシステムエンジニアとして活躍できるための研修制度も整っています。

あらゆるバックグラウンドや考えを持った人たちがチームで活躍できる企業のひとつです。

野村総合研究所

野村総合研究所では、経営コンサルティングとITソリューションを掛け合わせて、社会の課題解決に取り組んでいます。

システムエンジニアと関わりの深いITソリューションでは、金融や産業のサービスの仕組化や構築を行っています。

さらに、企業システムの基盤となるフレームワークの開発やクラウドの運営も行っており幅広い分野に取り組んでいます。

アプリケーションエンジニアとテクニカルエンジニアがシステムエンジニアに似た職種になります。

主な違いとしては、システム開発において、業務中心に担当するのがアプリケーションエンジニア、技術面を担当するのがテクニカルエンジニアです。

自身の得意不得意に合わせてキャリアを選んでみると良いかもしれません。

大塚商会

大塚商会は、日本を代表する独立系Slerのひとつです。親会社はなく独立して、システムやハード機器を販売したり、IT活用の手助けを行っています。

技術職として、システムエンジニアの職種があります。お客様の要望をヒアリングし、それをもとに要件定義や基本設計を行う上流工程を行っています。

下流工程については、協力会社に依頼して進めています。

お客様に近いからこそコミュニケーション能力も必要な部署です。

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まとめ:システムエンジニア採用企業の適性検査を徹底解説!システムエンジニア多く採用している企業

今回は、システムエンジニアの適性検査について詳しく解説してきました。

最近では、練習方法も色々な種類があり、どこでも練習することができます。

準備をしっかりして検査に備えて無事システムエンジニアとして就職しましょう。