ビジネスチャットのおすすめ17選!機能や無料プランの有無も徹底比較 - Tech Hiveマガジン

ビジネスチャットのおすすめ17選!機能や無料プランの有無も徹底比較

エンジニアやコンサルタントなどのIT職をはじめ、さまざまな業界で仕事をする上でコミュニケーションは欠かせません。

特に、テレワークや在宅ワークが急速に進んだ現代において、コミュニケーションの取り方は徐々にオンラインへと移行してきました。

ビジネスチャットは、オンラインでのコミュニケーションを円滑化し、よりビジネスを進めやすくできます。

まだ取り入れていない方にとっても、ビジネスチャットの用意はまず必要不可欠です。

そこでこの記事では、ビジネスチャットツールのおすすめ17選を紹介します。

選び方やメリットについても紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

ビジネスチャットツールの選び方

ビジネスチャットツールの選び方

ビジネスチャットツールはさまざまな企業が提供しています。そのため、しっかりとした基準で選ぶことが重要です。

それでは、選び方のポイントを5つ紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。

  1. クラウド型かオンプレミス型のタイプで選ぶ
  2. 社内の課題解決につながる機能の有無で選ぶ
  3. UIなどの使い勝手の良さを確認する
  4. 導入にかかるコストで選ぶ
  5. セキュリティの高さで選ぶ

クラウド型かオンプレミス型のタイプで選ぶ

ビジネスチャットには「クラウド型」「オンプレミス型」の2種類があります。

クラウド型はインターネット上のクラウドを活用してチャットを行う形式となる一方、オンプレミス型は自社のサーバー内にシステムを構築し、チャットを行います。

自社の業種やニーズによって、どちらを選ぶか決めることでツール選定が楽になります。

社内の課題解決につながる機能の有無で選ぶ

自社の抱えている問題から逆算してツールを選ぶことが重要です。

たとえば、情報共有に課題を抱えている場合、ファイル共有機能などが充実しているツールが適しているはず。

反対に、コミュニケーション面に課題を抱えているのであれば、チャット機能の充実度が重要になるはずです。

まずは自社の課題を分析し、そこからツール選定を図るのも一つの手です。

UIなどの使い勝手の良さを確認する

ビジネスチャットツールはサービスによってUIが大きく異なります。

機能が充実していても、UI面が微妙では使い勝手悪く感じるかもしれません。

そのため、UIで使い勝手を確認し、従業員が導入後スムーズに扱えるツールを選ぶよう注意しましょう。

導入にかかるコストで選ぶ

ビジネスチャットツールはものによって導入・運用コストが異なります。

導入後は中長期的な運用が想定されますので、コスト面の計算も欠かさないよう注意してください。

予算内で収まるツールに絞って、選定をすることも重要です。

セキュリティの高さで選ぶ

ビジネスチャットツールにはクラウド型とオンプレミス型がありますが、セキュリティ面での強度はオンプレミス型に軍配があがります。

もちろんクラウド型もセキュリティ対策はおこなっていますが、サービスによって体制の充実度は変わるはず。

事前の確認は必須です。

ビジネスチャットツールのおすすめ17選

ビジネスチャットツールのおすすめ17選

続いては、ビジネスチャットツールのおすすめ17サービスを紹介していきます。

ぜひ参考にしてください。

  1. Chatwork
  2. Slack
  3. LINE WORKS
  4. Microsoft Teams
  5. TAGS
  6. OfficeMessenger
  7. ChatCo!
  8. Elgana
  9. Lark
  10. Google Chat
  11. NI Collabo 360
  12. Talknote
  13. Wow Talk
  14. Workplace from Meta
  15. ChatLuck
  16. Webex Teams
  17. direct

Chatwork

Chatwork

運営会社 Chatwork株式会社
初期費用 0円
月額費用 840円(税抜)〜
無料トライアル あり
連携可能サービス freee会計
マネーフォワードクラウド経費
SmartHR
kintone
Trello
Zoom
Gmailなど
主な機能 API連携
音声通話
ビデオ通話
社外からの参加
安否確認
公式サイト https://go.chatwork.com/ja/

Chatworkは、初期費用0円で利用できるビジネスチャットツールです。

チャット機能はもちろん、ノート機能やタスク管理機能なども充実しているため、幅広い業種で使えます。

どんな人でも扱いやすく、汎用性の高い機能が特徴のチャットツールといえるでしょう。

Slack

Slack

運営会社 Slack Technologies
初期費用 0円
月額費用 1,050円(税抜)〜
無料トライアル あり
連携可能サービス Salesforce Sales Cloud
Dropbox
Box
GitHub
Bitbucket
Asana
Trello
OneDriveなど
主な機能 アプリ対応
API連携
音声通話
ビデオ通話
画面共有
ファイルの管理・アップロード
社外関係者の招待など
公式サイト https://slack.com/intl/ja-jp

Slackは、Salesforceを始め、さまざまな外部サービスとの連携が充実しています。

チャットもスレッド機能など充実しているため、個人としても、法人としても使いやすいサービスとなっています。

大人数での利用を検討している場合には、個々のスレッド作成機能などでチャットの腑分けを行いやすいのがメリットです。

LINE WORKS

LINE WORKS

運営会社 LINE WORKS株式会社
初期費用 0円
月額費用 540円(税抜)〜
無料トライアル なし
連携可能サービス クラウドサイン
ネクストSFA
HRMOS勤怠 by IEYASU
formrun
コラボフロー
SmartFlow
RECEPTIONIST
採用一括かんりくん
HiTTOなど
主な機能 アプリ対応
API連携
音声通話
ビデオ通話
画面共有
ファイルの管理・アップロードなど
公式サイト https://line-works.com/

LINE WORKSは、ビジネス向けに活用できるLINEのチャットツールです。

通常のLINEと同じようなチャット機能に加え、タスク管理やファイル共有といったビジネス向けの機能も搭載されています。

従業員もラインと同じレイアウトであれば馴染みやすいため、導入のハードルが低い点も一つビジネス向けのメリットといえるでしょう。

Microsoft Teams

Microsoft Teams

運営会社 日本マイクロソフト株式会社
初期費用 0円
月額費用 500円(税抜)〜
無料トライアル あり
連携可能サービス Salesforce Sales Cloud
Zendesk
Asana
Evernote
Trello
Workday
Zoom
Zoho Desk
TeamViewerなど
主な機能 アプリ対応
音声通話
ビデオ通話
画面共有
ファイルの管理・アップロードなど
公式サイト https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-teams/group-chat-software

Microsoft Teamsでは、ビジネスチャット機能をはじめ、音声通話からビデオ会議まで幅広い使い方ができます。

一つアプリがあるだけで会議や打ち合わせにも活用できるため、使い勝手の良いサービスです。

また、SalesforceやAsanaといったビジネス向けのツールとも連携可能なため、既存システムとの組み合わせもできるでしょう。

TAGS

TAGS

運営会社 鈴与シンワート株式会社
初期費用 0円
月額費用 180円/ユーザー
無料トライアル あり
連携可能サービス Azure Active Directory
Dropbox
勤怠管理など
主な機能 マルチデバイス対応
専用管理コンソール
3段階暗号化など
公式サイト https://s-port.shinwart.com/service/solution/tags/

TAGSは、鈴与シンワート株式会社が提供するビジネスチャットツールです。

1ユーザーにつき180円というリーズナブルな価格で導入できるため、コストを抑えつつ便利に活用できる点が特徴です。

ツールとしてもマルチデバイスに対応しているため、さまざまな部署・部門での活用が可能となっています。

OfficeMessenger

OfficeMessenger

運営会社 株式会社 JIRAN JAPAN
初期費用 0円
月額費用 5,000円(税別)/月
無料トライアル あり
連携可能サービス
主な機能 ファイル共有
IPアドレス設定
メッセージ/チャットなど
公式サイト https://officemessenger.jp/

OfficeMessengerでは、メッセージ機能とチャット機能の切り替えが可能です。

メッセージはメールのように活用できる一方、素早く連絡したい場合はチャットを使えるため、シーンによって切り替えができます。

チャットツール特有の確認漏れなどのリスクをメッセージ機能で回避できるのは魅力と言えるでしょう。

ChatCo!

ChatCo!

運営会社 株式会社 JIRAN JAPAN
初期費用 0円
月額費用 5,480円/月/~50名
無料トライアル あり
連携可能サービス
主な機能 議事録自動作成
話題自動作成など
公式サイト https://lp.chatco.cloud/

ChatCo!は、中小企業向けのビジネスチャットツールです。

チャット機能の他、議事録作成などを自動で行ってくれる機能も搭載されているため、会議などでの活用にも便利です。

仕事上、会議や打ち合わせが多く、ドキュメントなどを遣わずに議事録などを作成したい場合に相性の良いツールとなっています。

Elgana

Elgana

運営会社 西日本電信電話株式会社
初期費用
月額費用 275円/月/1ユーザー
無料トライアル
連携可能サービス
主な機能 音声通話
既読・未読
タスク管理
システム連携など
公式サイト https://elgana.jp/

Elganaでは、ビジネスチャット機能に加え、既読者確認機能も搭載されています。

これにより、チャットの確認漏れなどを未然に防止できます。また、1ユーザーにつき275円というリーズナブルな価格設定も魅力。

大人数での利用にも向いているツールといえるでしょう。

Lark

Lark

運営会社 Lark Japan株式会社
初期費用
月額費用
無料トライアル
連携可能サービス
主な機能 Base
メッセージ
Docs
メール
ビデオ会議
Minutes
カレンダー
承認
Wiki
公式サイト https://www.larksuite.com/ja_jp

Larkは、チャットを起点にさまざまな機能を搭載できるオールインワンのビジネスチャットツールです。

機能を用途に合わせて組み合わせ、自在に活用できます。

また、カレンダー機能や承認機能も搭載されているため、チャットツールに留まらない幅広い活用方法が期待できるサービスとなっています。

Google Chat

Google Chat

運営会社 Google
初期費用
月額費用 680円~
無料トライアル
連携可能サービス Googleの各種サービス
主な機能 グループチャット
ダイレクトメッセージ
ビデオ会議
共同編集
チャット管理など
公式サイト https://workspace.google.com/intl/ja/products/chat/

Google Chatは、Googleが運営しているビジネスチャットツールです。

グループチャットはもちろん、ダイレクトメッセージなどの機能も搭載されているため、チーム間、個人間の連絡どちらにも利用可能となっています。

Googleアカウントさえあれば利用できるため、導入に向けて障壁が少ない点も魅力といえるでしょう。

NI Collabo 360

NI Collabo 360

運営会社 株式会社NIコンサルティング
初期費用 0円
月額費用 360円/月~
無料トライアル あり
連携可能サービス
主な機能 UP!
ワークフロー
スケジュール
ミーティングアレンジなど
公式サイト https://www.ni-ware.com/

NI Collabo 360は、チャットコミュニケーションを始め36もの機能を搭載した多機能なビジネスチャットツールです。

経費や支払い管理にも活用できるため、さまざまな部署での利用に適しています。

]また、ミーティングアレンジ機能も搭載されているため、会議や打ち合わせのセッティングに活用できる点は魅力です。

Talknote

Talknote

運営会社 Talknote株式会社
初期費用
月額費用
無料トライアル あり
連携可能サービス
主な機能 アプリ対応
API連携
ファイルの管理・アップロードなど
公式サイト https://talknote.com/

Talknoteは、チャット機能はもちろん、ノート機能やタスク管理機能も搭載されている、直感的な操作が特徴のビジネスチャットツールです。

連絡を取りつつ、その日のタスク管理もアプリ上で行えるほか、気になったことや重要事項をノートで残せるため、幅広いシーンで活用できます。

初めてビジネスチャットツールを活用する方にもぴったりといえるでしょう。

Wow Talk

Wow Talk

運営会社 Talknote株式会社
初期費用
月額費用 月額300円/1ユーザ―~
無料トライアル あり
連携可能サービス
主な機能 AIドキュメントアシスタント
AI人事アシスタント
匿名相談
プッシュトゥトークなど
公式サイト https://www.wowtalk.jp/

Wow Talkは、多種多様なチャット機能が搭載されているビジネスチャットツールです。

メンションから引用、返信まで幅広い機能があるため、業務をよりスムーズにできます。

また、匿名相談機能も搭載されているため、業務上の相談など、従業員のケアに活用できる点は特徴といえるでしょう。

Workplace from Meta

Workplace from Meta

運営会社 Meta
初期費用
月額費用
無料トライアル
連携可能サービス Googleサービス
Microsoftサービスなど
主な機能 グループ
情報ライブラリ
重要な投稿など
公式サイト https://ja-jp.workplace.com/

Workplace from Metaは、Metaが提供しているビジネスチャットツールです。

GoogleやMicrosoftなど主要なオフィスサービスとの統合ができるため、既存使用ツールとの組み合わせも容易です。

ChatLuck

ChatLuck

運営会社 株式会社ネオジャパン
初期費用 0円
月額費用 300円(税抜)〜
無料トライアル あり
連携可能サービス desknet’s NEO
主な機能 アプリ対応
API連携
音声通話
ビデオ通話
画面共有
ファイルの管理・アップロード
社外関係者の招待など
公式サイト https://www.chatluck.com/

ChatLuckでは、通常のチャット機能からファイル共有といった定番の機能に加え、社外関係者の招待なども可能です。

社内外に跨る業務にも活用できるのは魅力といえます。

特に社外関係者も多く関わるクライアントワークを手掛ける際に、社内で活用しているチャットツールをそのまま流用できる点は魅力です。

Webex Teams

Webex Teams

運営会社 シスコシステムズ合同会社
初期費用 0円
月額費用 1,700円~
無料トライアル
連携可能サービス desknet’s NEO
主な機能 会議
通話
メッセージ
ウェビナーなど
公式サイト https://www.webex.com/ja/team-collaboration.html

Webex Teamsでは、チャットや通話に加え、ホワイトボードの共有なども可能です。

そのため、単なるチャットでの連絡手段以外にも、重要事項の共有などさまざまな使い方ができるツールになっています。

総合力の高いビジネスチャットツールをお探しの場合には要チェックといえるでしょう。

direct

direct

運営会社 シスコシステムズ合同会社
初期費用
月額費用 ※フリープラン有り
6,000円/月~
無料トライアル
連携可能サービス
主な機能 新機能・アップデート情報
トーク
通話機能
ゲストモード
データ共有
アンケート・ToDo
管理機能
連携ソリューション
オプションサービスなど
公式サイト https://direct4b.com/ja/

directでは、チャットや通話の他、アンケートやTodoリストも活用できます。

個人のタスク管理のほか、必要事項への意見を集めたい時などにも活用できる汎用性の高さが特徴です。

オールインワンで使えるビジネスチャットツールをお探しの場合には、相性の良いツールといえるでしょう。

ビジネスチャットとはビジネスシーン特化のコミュニケーションツール

ビジネスチャットとはビジネスシーン特化のコミュニケーションツール

ビジネスチャットとは、ビジネスシーンで活用できるコミュニケーションツールです。

通常のチャットツールに搭載されているようなチャット機能に加え、その他ツールとの連携機能など、ビジネスで役立つさまざまな機能が搭載されていることが特徴です。

ビジネスチャットと社内SNSとの違い

ビジネスチャットと社内SNSとの違い

ビジネスチャットと社内SNSの違いは、その目的にあります。

社内SNSは主に社員間の「交流」を目的として設計されています。

一方、ビジネスチャットにおける目的は業務上必要な情報の「共有」などです。

ビジネスチャットの方がより、業務に特化している点に違いがあります。

ビジネスチャットが必要とされる背景

ビジネスチャットが必要とされる背景

ビジネスチャットが必要とされている背景には、「業務効率化」が挙げられるでしょう。

リモートワークなどが浸透しつつあるなかで、今まで以上にオンラインで迅速、かつ効率的に業務コミュニケーションをとることが要求されています。

どこにいても素早くコミュニケーションをとれるビジネスチャットは、時代の流れについていく上で必要なツールといえるでしょう。

ビジネスチャットツールを導入するメリット

ビジネスチャットツールを導入するメリット

では最後に、ビジネスチャットツールを導入することで得られる、以下4つのメリットを紹介していきます。

  1. 時間や場所に左右されずコミュニケーションができる
  2. ファイル・タスク管理が容易になる
  3. 社内で情報共有しやすくなる
  4. セキュリティの向上が見込める

時間や場所に左右されずコミュニケーションができる

ビジネスチャットツールを活用することで、時間・場所に囚われない迅速なコミュニケーションが可能です。

業務上必要な連絡をオフィスにいても、自宅にいても、外出先にいてもすぐにとれるため、業務の大幅な効率化につながります。

ファイル・タスク管理が容易になる

ビジネスチャットツールにはファイル共有・タスク管理といった機能が搭載されています。

これらを活用することで、メールやTodoリストを使わずともファイルを共有し、自身のタスク管理ができるようになります。

社内で情報共有しやすくなる

メールでの連絡は相手が確認しているか分かりづらく、時間もかかってしまうのがネックです。

その点、ビジネスチャットツールであれば相手の確認漏れなどもチェックしつつ、オンタイムで連絡を取り合えます

社内での情報共有をスピーディーにできるのは、大きな利点です。

セキュリティの向上が見込める

ビジネスチャットツールは2段階認証や暗号化など、さまざまなセキュリティ対策がされています。

これにより、従来よりもしっかりとしたセキュリティのもとに業務を進めることが可能です。

コミュニケーションだけでなく、セキュリティ面でのメリットも大きいのが特徴です。

ビジネスチャットツールで社内コミュニケーションを活性化させよう

ビジネスチャットツールで社内コミュニケーションを活性化させよう

ビジネスチャットツールは、オンラインでの仕事を捗らせるための機能が満載です。

各ツール共通で搭載されている機能はもちろん、それぞれの強みや連携可能なサービスの違いなど、異なる特徴も確認できたでしょう。

自身にとって最適なツールを導入するためには、用途や求めるものなどを整理し、比較検討していくことが大切です。

ぜひ本記事を参考にしながら、ビジネスチャットサービスの導入を比較しながら検討してみてください。